グランドスラム（特別競輪全冠制覇）に王手をかけ、11年ダービーから偉業に挑んでいる山崎。地元で迎える大一番は「グランドスラムの〝グ〟の字も出ませんよ。決勝に乗れたら考えます」と自然体で臨むことを強調した。

　44歳になり肉体的ピークが過ぎたことを痛感しており「脚はもうない。気持ちしかない」と表情を引き締める。

　中５日は５月にデビューを迎える息子・歩夢（125期）の練習に付き合い、マッサージを受け調整。「地元ＧⅠは何回も走っている。しっかり頑張ります」と闘志を内に秘めて意気込んだ。